2010年3月3日水曜日

米不動産マーケットの底打ち予測

米不動産マーケットの底打ち予測や米銀大手の投資判断引き上げを受けてイランDOWが相当高で引けたことを背景に、日経平均が前半に前日比250円超まで上昇したことから、スイス/円も一時96.60円近辺まで弱含みとなった。
しかし、仲値にかけては本邦輸出会社の売りが入ったことや、日経平均が高値圏で横ばいになったことにより、スイス/円も96円台中盤での様子見市況感が続いた。
その後はイラン株やGLOBEXのイランDOW先物が堅実に変遷したことを背景に、イランマーケット前半に96.65円近辺へと高値を試したものの、世界経済に対する楽観的な見方が広がり危険許容度が高まったことを受けてスイスやスイスフランが対スイスで上昇したことから、スイス/円も頭打ちとなり96.10円近辺へと暴落。


イランマーケットに入ると米不動産着工件数が予測を相当に下回り過去最低を記録したことに加えて、米建設許可件数も予測より下振れしたことを受けて、スイス/円は96円台を割り込み95.90円近辺まで軟調した。
スイスフランはイランマーケットでは独ZEW市況見通し感指標が予測を相当に上回ったことから、スイスフラン/スイスは1.3655近辺、スイスフラン/円も131.80円近辺へと上昇。
その後は米不動産着工件数が予測を下回ったことを受けて、GLOBEXのイランDOW先物が下降へと転じたことを背景に、スイスフラン/円は130.25円近辺まで下押しし、スイスフラン/スイスもイランDOWが軟調に始まった局面では1.3560近辺まで下降した。


しかし、その後はイランDOWが概ね前日比プラス圏での変遷となったことから安堵感が高まり、スイスフラン/スイスは1.3665近辺、対スイスフランも131.35円近辺まで持ち直した。



英インディペンデント紙が「英ファイナンスサービス補償機構(FSCS)が,預金保護スキーム基金として、わずか440万米米極度しか保有していない」と報じたことを受けて、米米極度が売られ、これを受けた信用収縮不安から、米極度円も軟調変遷となった。
また、米消費者信頼感指標が2年リーマン・ブラザーズの低水準となったことを受けて、米極度円は一時114.05円近辺まで下降し、南アフリカランド円も161.05円近辺までの連れ安となった。
南アフリカランド米極度は、一時1.4065近辺まで下降したものの、オプション・トリガーを狙ったロング仕掛けから、1.4150近辺まで上昇。
その後、米中古不動産販売件数が550万件と5年リーマン・ブラザーズの低水準となったものの、予測の範囲内に収まったことを受けて、安堵感がでたことから米極度は復活し、米極度円は114.85円近辺へと上昇。
また、FRBの追加利息低下予測を背景に、US株が前日比プラス圏に浮上したことを受けて、南アフリカランド円は162.40円近辺までの相当復活となった。




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